その育毛剤、効かないよ?

育毛剤・AGA・自毛植毛・毛髪再生医療・薄毛について辛口でぶった切るブログです

自毛植毛先進国ヨーロッパや韓国ではPRPとの併用で定着率を向上

最初に結論PRPは自毛植毛ドナーの定着率を上げる効果があり、海外では自毛植毛と併用されている

当ブログではPRP毛髪療法のコスパの悪さについて過去に書きましたが、自毛植毛との併用されるぶんには、定着率を上げることから積極的に使用が推奨されます。

自毛植毛ではドナーを植えてからどのぐらい定着するかが成功の鍵を握ります。そこで自毛植毛の先進国であるヨーロッパや韓国などでは、自毛植毛時にPRP療法を併用しています。PRP自体の発毛効果を期待するのではなく、あくまで自毛植毛ドナーの定着率の向上を目的としています。

PRP単体の発毛効果について、海外では否定的です。「そんなもので発毛するわけがない」というものから「発毛はしても持続性がない」というものまで。もちろん日本の育毛メソセラピー(HARGなど)についても海外の植毛医から評判は悪いです。

PRPのポイントPRP単体の発毛効果・持続性は微妙。あくまで自毛植毛の補助として使うべき

あくまでPRPは自毛植毛の定着率・生着率の向上を目的として使うに留めるのが良さそうです。ただし日本の自毛植毛クリニックではPRPとの併用治療を提供しているところは、私が把握している限りではありません。

PRPは2014年に改正された再生医療法により届出制になり、一定の安全性が確保された医療機関でなければ実施できなくなっているのも関係があるのかもしれません。