その育毛剤、効かないよ?

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Regroe(リグロ、リグロー)とリグロEX5は違う?

ロート製薬から新しく発売された「リグロEX5」と、似たような商品名のミノキシジル外用薬「リグロ」について今日は解説します。全く別物なんですが名前が完全にかぶっちゃいましたね。

発毛剤名 メーカー 有効成分 どこで買える?
リグロEX5 ロート製薬 ミノキシジル5% 国内の薬局で購入
リグロー(Regroe) 海外のRegroe社 ミノキシジル5%、6%など 海外より個人輸入

海外のミノキシジルRegroe(リグロ、リグロー)

Regroe(リグロ、リグロー)は1995年ごろから海外で売られているめちゃくちゃ歴史のあるミノキシジル発毛剤メーカーです。日本から購入するには個人輸入になるわけですが、あまり一般的ではありませんね。海外から個人輸入できるミノキシジルとしてはロゲインなどもっと一般的なものがあります。あくまでミノキシジル黎明期を支えてきた発毛剤という感じです。

商品名は「ミノキシジル6%フォルテ」とか「ミノキシジル5%MAX」。リグロ、リグローってのはメーカーの名前のようです。

ロート製薬が同じ名前で被せてきた

2018年になってロート製薬がリグロEX5という名前で発毛剤を発売しちゃったもので、ちょっと混乱が生じています。よりによって同じミノキシジル発毛剤同士で同じ「リグロ」になっちゃうとは。綴りは違うんですけどね。

ロート製薬→regro
海外→regroe

ただカタカナにしちゃうと同じ「リグロ」になっちゃうので、ロート製薬のリグロEX5のつもりで「リグロ」と検索しても、1ページ目に海外個人輸入サイトの「リグロ(regroe)」が表示されてしまうので混乱する人もいるかも。同じミノキシジルだから余計に。

ロート製薬も当然リグロというミノキシジル発毛剤が海外にあって、リグロで検索したら1ページ目に表示されるのは把握していたはず。それでもあえて同じ名前にしたんですね。

ということで、海外の「リグロ」と国内ロート製薬の「リグロ」は、おなじミノキシジル発毛剤だけど全然関係はありませんという話でした。