その育毛剤、効かないよ?

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豆乳(イソフラボン)は薄毛に効果なし!

よくある悩み

「豆乳は薄毛に効果があるのでしょうか?豆乳は薄毛に効果があるという話を聞きましたが本当なのでしょうか?薄毛対策に毎朝コップ一杯の豆乳を飲んでいます」

健康食品として人気のある豆乳は、残念ながら薄毛を改善させる力は持っていません。


豆乳が薄毛に効果があるという説は、豆乳の主原料の大豆に含まれるイソフラボンに由来します。イソフラボンは女性ホルモンと似たような作用をもたらすとされており、女性には薄毛が少ない事からイソフラボンの摂取が薄毛に効果があるのではないかという説です。

AGAの主原因は体内で生成される男性ホルモンの一種・DHTによるものですが、ラット(ねずみの一種)を使った実験でイソフラボンがDHTの生成を抑えるとことが確認されています。雄のラットに毎日3gのイソフラボンを含んだ餌を与える事で体内のDHTが半減したんですね。

この実験結果が元になり、人が豆乳を飲めば髪の毛が生えてくる!という説を唱える人がたくさんいますが騙されないでください。真っ赤な嘘です。

イソフラボンを摂り過ぎると健康被害がある

体重500gのラットに対する3gのイソフラボンを、体重70kgの人間に換算すると実に420gのイソフラボンに該当し、健康被害を及ぼす多大な量となってしまいます。

食品安全委員会によれば1日のイソフラボン摂取目安量の上限値は75mgとされています。
その2倍を長期間摂取した場合に、女性に対して有意な健康被害が出現する事が確認されています。

髪の毛を生やすための人間が毎日イソフラボン420gを摂れば確実に健康被害が出るでしょう。

髪の毛を生やすだけのイソフラボンを食品から摂取するのは無理

また、もし420gのイソフラボンを摂取するには豆乳であれば1.7L、豆腐は6丁、納豆は12パックが必要となります。
毎日摂取するのはとても無理な量です。
豆乳を毎日1.7Lも飲み続けられますか?

もちろんサプリメントであれば420gのイソフラボンを摂取し続けることは可能でしょうが、そもそもそれだけ摂取すると健康被害が生じるのです。

豆乳の原料となる大豆は栄養価に大変優れた食品ですので、適量を摂取することは健康に対してプラスに働くのは事実。
だからといって、豆乳をAGA治療の特効薬といった捉え方をすることは現実的ではないのです。


また関連する注意点として、イソフラボンとカプサイシン(唐辛子等に含まれる)を同時に摂取する事で育毛効果が得られるといったうたい文句のサプリメントが市場に存在しますが、この根拠となった研究自体にデータの捏造があったと研究元の大学の調査で判明し、研究に関わった研究者はそれぞれ懲戒免職や停職処分を受けています。

研究者自身が育毛サプリメントの販売に深く携わっていたため、サプリメントの販売量を増やす目的で研究の捏造をおこなったのではないかと考えられています。

結論
豆乳やイソフラボンは薄毛改善には効果がない!