その育毛剤、効かないよ?

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若新雄純はミノタブ副作用で全身脱毛する羽目に

最初に結論:
ミノタブを飲むと頭髪だけでなく全身の毛が増える副作用がある
副作用であまりにも体毛が増えすぎて全身脱毛をせざるをえない人も

AGA治療(ミノタブ)で改善したことを公表している若新雄純さんとは?

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科の特任准教授やNEET株式会社の発起人としても知られる「若新雄純」さん。
多種多様なご活躍をされていてテレビ番組のコメンテータとしても目にする機会が多い方です。

そんな若新雄純さんが、2020年をめどに実用化を目指している国内の毛髪再生医療のニュースの際に、ミノタブを飲んでいることをネットテレビの番組でコメントしていました。

・20代頃から薄毛が始まってショックを受けた
・ミノキシジルタブレット(ミノタブ)を7年前から飲んでいる
・ミノタブで髪の毛が増えたが、服用をやめると減ってしまう
全身の毛が増えてしまうので全身脱毛に通っている

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ミノタブで体毛が増えすぎてしまった人

若新雄純さんは男性としては珍しく年齢を非公開にされているようで、現在何歳なのかは不明です。
しかし大学卒業年度などから推定するに30代前半なのではないかとささやかれています。

つまり20代前半でミノタブを飲み始めたということですね。

プロフィール | 若新ワールド

若新雄純さんの公式サイトではM字ハゲが進行して深刻な状態になっている写真が掲載されています。
現在の髪の毛を見ると、かなり改善されている様子がわかります。

やっぱりミノタブって効くんですね。
M字の最奥部は前髪で隠れていますが、最悪の状態よりは随分と生え際が前進しています。

ミノキシジル外用薬(頭に塗る)であるリアップは生え際・M字ハゲにはあまり効果が無い傾向にありますが、内服薬であるミノタブの場合は関係ありません。


そもそもミノタブって何?普通のミノキシジルと違うの?

一応ミノタブとは何なのか?ということにも軽く触れておきましょう。
ミノタブとはミノキシジルタブレットの略で、ミノキシジルの錠剤版のことです。

リアップX5やメディカルミノキ5のように日本国内で認可されているのは、ミノキシジルの外用薬(頭にを塗る液体)。
ミノタブことミノキシジルタブレットは日本国内では認可されていない医薬品で、海外から個人輸入しなければいけません。

ミノタブは血行を促進して髪の毛を生やすのではなく、発毛因子を増やすことで発毛を実現させているのだと考えられています。
「考えられています」という曖昧な表現にしたのは訳があって、実はいまいちミノタブのメカニズムって解明されていないんですよね。

ミノタブ副作用で全身脱毛せざるをえないぐらい体毛が増えた

ただ、ミノタブを服用して「全身脱毛が必要なぐらい体毛が濃くなってしまう」という点をあげているのは見逃せません。
これこそがミノタブの最大の副作用でしょう。

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ミノタブで体毛が増え過ぎる様子

同じミノキシジル医薬品でも、頭皮に塗るリアップは基本的に毛髪しか生えてきません。
有効成分ミノキシジルが体中に巡ることはなく、頭皮付近の毛乳頭細胞にしか働きかけないのでしょう。

それに対して錠剤を服用するミノタブ=ミノキシジルタブレットは、有効成分が腸から吸収され、血管を通して全身に巡ります。
そのため理論上は全身の毛が濃くなってしまうというわけなのです。

若新雄純さんのように全身脱毛が必要なぐらい体毛が濃くなってしまうケースが報告されると、ミノタブの強力な発毛効果に対して改めて感心しちゃいますね。

全身脱毛は数十万円かかる

ちなみに全身脱毛はかなりお金がかかります。
手足、胸、腹を全て行うとすると、1年で脱毛クリニックに8回は通って30万円以上は確実にかかります。
それだけ頑張っても完全には脱毛できません。

しっかり全身脱毛をするなら50万円は覚悟しないといけませんね。
女性レベルにツルツルにするなら100万円以上はかかります。

髪の毛を生やすためのミノタブの費用より、副作用による全身脱毛の費用の方が多くなるのはちょっと皮肉なものです。

毛髪再生医療が実現すれば、全身脱毛費用に使っている費用をそのまま毛髪再生医療に充てられるんですけどねえ…。
1日でも早く実現・実用化してほしいものですが、費用的に2020年の段階で一般人は毛髪再生医療は受けられないと考えています。
詳しくは以下の記事でどうぞ。

aga-aga.hatenablog.jp

まとめ

・ミノタブを飲むとあまりにも効きすぎて、体毛が増えすぎる
・全身脱毛に通わざるをえないぐらい増える人もいる

これはミノタブの最大の副作用・デメリットです。
ミノタブの副作用で全身脱毛に50万円かけるなら、自毛植毛で後頭部の毛を移植してしまった方が費用対効果は上回るでしょう。