その育毛剤、効かないよ?

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プロペシア(フィナステリド)は1日おきに服用してもいい?

プロペシア(フィナステリド)は毎日1錠服用するように決められた医薬品です。
もし1日おき、つまり2日で1錠服用すると効果は全く無くなるのでしょうか?

結論から言うと、1日おきでは効果が激減します。

毎日飲まないと効果が薄れる

プロペシア(フィナステリド)は毎日服用する事が強く推奨されています。

プロペシア(フィナステリド)は飲んですぐに抜け毛を防ぐような力は持っておらず、男性ホルモンの一種であるDHTの体内での生成を防ぐことで、数ヶ月をかけて抜け毛を減らしていきます。

このDHTの生成を安定して防ぎ続けるためには、常に体内にプロペシアの有効成分(フィナステリド)が存在する状態でなくてはなりません。毎日医薬品を服用する事で体内に有効成分が安定して留まっている状態になることを「定常状態」と呼びますが、一日おきの服用ではこの定常状態を維持し辛くなります。

以下のグラフは、プロペシア(フィナステリド)の血中濃度を表したものです。
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24時間で完全に有効成分が身体から完全に無くなっていることがグラフから読み取れますね。
簡易化してみましょう。

毎日1回服用する度に、血中濃度のフィナステリドの値が高まります。
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もし1日おきに服用するとどうなるでしょうか。
服用してから24時間後にはフィナステリドの血中濃度はほぼ0になり、その後24時間は全く薄毛対策(DHT対策)ができないことになります。
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1日おきのプロペシア(フィナステリド)服用では、血液中に有効成分がほとんど存在しない時間が長くなってしまうのです。その時間帯は薄毛の原因となるDHTが体内で生成されてしまい、薄毛が進行してしまいます。これではフィナステリドの治療効果は半減、あるいはもっと弱まってしまうでしょう。



分割するのも1つの手

もし費用面で毎日の服用を続けられない場合は、プロペシア(フィナステリド)1mg錠を分割して服用するという方法もあります。

プロペシア(フィナステリド)には1mg錠と0.2mg錠があり、製薬会社によって両錠とも治療効果はあまり変わらないという調査結果が出ています。
1mg錠を半分に分割すると0.5mgです。これを毎日服用すれば1mgと薄毛改善効果にほとんど差は無いでしょう。


ただし、プロペシア(フィナステリド)は分割して服用することが想定されていないため錠剤に割れ目がついておらず、分割するには、このようなピルカッターで割る必要があります。


この際に有効成分が周囲に飛散し、同居人などが誤って体内に吸収してしまう恐れがあり大変危険です。特に妊娠中の女性がフィナステリドを吸収してしまうと胎内の子供に悪影響が出る可能性があるために絶対に避けるべきとされています。分割する場合は注意するようにしてください。

まとめ

プロペシア(フィナステリド)は毎日飲むようにしてください。
1日おきでは効果が激減してしまいます。