育毛剤や発毛剤のテレビCMを調べてみた
11月21日に発売された発毛剤リグロEX5のCMに本田圭佑さんが出演して話題になっています。リグロEX5の有効成分ミノキシジルを使った発毛剤は他にもいくつかあるので、差別化を図ろうと各社あの手この手でイメージ戦略を練ってきているようです。
今回は育毛剤や発毛剤のCMに出演している芸能人やイメージキャラクターを調べてみました。
ミノキシジル系
リアップ:水谷豊
うっ…リアップ久しぶりに観る
— 琥珀@i棒クラ (@0221_chanmayu) March 20, 2017
水谷さん可愛い…けど水曜が怖い pic.twitter.com/71rTieUlXl
ミノキシジル発毛剤の先駆けリアップ(大正製薬)といえば俳優の水谷豊さん。相棒でおなじみです。
40代以降を中心とした落ち着いた男性向けのCMのイメージが強かったですが、メディカルミノキ5など後発のミノキシジル発毛剤が出始めてからは、20代や30代にも訴求する若いイメージのCMに変えてきましたね。リアップ=水谷豊さんというイメージは強いですが、そろそろCM出演者の変更もありそうな気配がしています。
メディカルミノキ5:香取慎吾&草なぎ剛
ミノキなら生える#ミノキ兄弟#ななにー pic.twitter.com/3rRr8lgqMy
— きみ📎テンボール (@go2top2018) November 25, 2018
リアップと同じくミノキシジル発毛剤であるメディカルミノキ5(株式会社アンファー)はこちら。ミノキ兄弟というインパクト大の姿でCMに出演しているのは元SMAP香取慎吾さんと草なぎ剛さん。香取慎吾さんが弟で草なぎ剛さんが兄という設定らしいです。2018年8月6日からテレビCMが放映され「やばい!」「元ジャニーズがこんな姿になっていいの!?」とSNSを賑わせました。
リグロEX5:本田圭佑
【本田】本田圭佑がアニメ化!?発毛剤「リグロ」の新テレビCMに登場 | サッカーキング #本田 https://t.co/sMZqSGsAs6 pic.twitter.com/Fboftw66Me
— サカ朗 (@jsoccersocial) November 25, 2018
リアップ、メディカルミノキ5と同じミノキシジル5%発毛剤のリグロEX5(ロート製薬)は2018年11月21日よりプロサッカー選手の本田圭佑さんを起用したテレビCMで勝負をかけてきました。リアップやメディカルミノキ5以上に、20代〜30代の心に響くCMではないでしょうか。「毎月7000円は高いけど、そろそろしっかりと薄毛治療をはじめよう」と思わせるだけの効果はありそうです。
育毛剤、育毛シャンプーなど
サクセス:大谷亮平、サンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)
育毛トニックのサクセスは大谷亮平さん、サンドウィッチマンを起用。過去には北村一輝さんも起用されていました。1987年から発売されている老舗トニックなのでCM出演者も多数います。
アデノゲン:中山雅史、カズ
資生堂の育毛剤アデノゲンはサッカーの中山雅史さんとカズという当時の代表的選手を同時に起用していました。懐かしいCMですね。ちなみに中山雅史さんはCM出演後盛大に薄毛が進行してしまい、育毛剤のイメージ的にはちょっと辛いものが…。
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余談ですがアデノゲンは2005年の発売開始直後に美術家の横尾忠則さんから「自分の作品に類似している」として抗議を受けて、当時のCMを放映中止にしています。
カロヤン
最近はめっきり影の薄くなったカロヤンシリーズ(第一三共製薬)にはKink kidsのお二人が出演。このCMちょっといいですよね、個人的には好きです。ただ本気で薄毛に悩んでいる人の心には刺さらないだろうなあ。もっと感情に訴えかけて「行動しなきゃ!」という気持ちを喚起しないと、なかなか売上には繋がらないような気がします。
1996年ごろの役所広司さん時代のCMはこちら。洗練されてい時代を感じさせないCMですね。
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チャップアップ:ウルトラマン
高い、効かない、広告がうざいの三拍子そろったチャップアップ(ソーシャルテック)はウルトラマンを起用。「ウルトラ育毛剤」なんてキャッチフレーズをつけちゃってます。ウルトラマンもこんな効かないぼったくり育毛剤のCMに使われるほどに「堕ちて」しまいました。
ミノキシジル発毛剤はチャップアップやスカルプDを根絶できるか?
先行していたリアップの特許が切れて、2018年に入りミノキシジル発毛剤が続々と発売されています。
・1999年 リアップ
・2018年 メディカルミノキ5、リグロEX5、ミノゲイン、ミノアップ
この空前絶後のミノキシジルブームは、日本人の薄毛人口を増やしまくった悪名高き「チャップアップ」や「スカルプD」などの発毛効果の無い育毛剤や育毛シャンプーを薄毛市場から追い出すことができるでしょうか?
日本人にとって不幸だったスカルプDとブブカの登場
1999年に日本初の薄毛治療医薬品としてリアップが発売され、6年後の2005年には病院で処方されるタイプの医薬品プロペシア(有効成分フィナステリド)が認可されました。
いよいよ日本もアメリカなどから10年レベルで遅れて「科学的根拠のある薄毛治療法」が浸透し、根拠のない育毛サロンや育毛シャンプー、育毛剤は売上低下で消えていく。そう思われていたのもつかのま、スカルプDとブブカが登場してしまいます。
スカルプDのテレビCMはありえない
スカルプDはアンファーが出している育毛シャンプー。雨上がり決死隊の宮迫さんら吉本芸人を大々的に使ったプロモーションCMで知名度を一気に浸透させました。
アカン痩せよ。 pic.twitter.com/8K6AgLHoZG
— 宮迫 (@motohage) 2018年10月30日
きわめて悪質だったのが、その広告手法。スカルプDを使っただけで、髪の毛が生えたと見せかけたあのテレビCMはよく規制されなかったなと感心します。実際はスカルプDだけじゃなく医薬品であるプロペシアを服用していたから髪の毛が生えたのに、それを隠してさも「スカルプDでこんなに生えた!」とCMを大々的に流したおかげで、多くの日本人薄毛男性が騙されてしまいました。
ブブカとチャップアップ
もう1つ日本人男性にとって悲劇だったのが、ブブカ(BUBUKA)です。天真堂という商売上手のやり手の化粧品メーカーが、医薬部外品の製造認可を受けるまでには時間がかかることに目をつけて、大量のOEM育毛剤を発売しました。OEMというのは、製造者と販売者が異なる育毛剤のことです。
・天真堂 → 育毛剤を医薬部外品として認可取得
・育毛剤販売会社 → 天真堂と育毛剤販売契約を結び、パッケージだけ自社ブランドで売り出す
この方法で天真堂が販売する育毛剤が市場を席巻しました。まず天真堂はソブールという名前で自社販売し、それなりに売れた実績を引っさげてOEM契約企業を募集します。
それに参画したのが現在ブブカやチャップアップを販売している企業です。ブブカとチャップアップって別の育毛剤っぽく売られていますけど、なんと当時は中身が全く一緒だったんですよ。それもそのはず、中身は天真堂が医薬部外品認可を習得したソブールっていう育毛剤なんですから。
それをパッケージと商品名だけ変えて、ブブカ発売元とチャップアップ発売元がそれぞれ別に売っていたんです。
ふざけた話じゃないですか?
現在はブブカもチャップアップも馬鹿売れしまくったので、それぞれオリジナルの成分を配合して別ものになっていますけど、発売当初は全く同じ中身だったんです。
アンファーと天真堂によって日本の薄毛治療は10年遅れた
アンファーのスカルプDの罪
予防医学などと掲げて薄毛界隈に絶大な影響力を持つようになったアンファーですが、正直この企業のせいで日本の薄毛治療は10年遅れたと言っても過言じゃないです。
フィナステリドとミノキシジルという2つの発毛医薬品を使えば、ある程度は薄毛が改善することは世界の常識でした。しかしアンファーがスカルプDなんて代物をさも「発毛効果がある」かのようなテレビCMを流しまくって売ったせいで、本来医薬品に使われるはずの薄毛男性のお金が、スカルプDなんていう何の役にも立たない育毛シャンプーに流れてしまいました。
天真堂の戦略を真似する化粧品メーカーすら現れる
天真堂の悪影響も大きいです。企業としての商才は素晴らしいものがあります。社長さんのインタビューをいくつも読みましたが、医薬部外品のOEM戦略に目をつけたのは、商売人としては秀逸だったでしょう。そこは拍手を送りたい。
しかしブブカもチャップアップも発毛効果は一切ありません。それなのにネットアフィリエイト広告との親和性の高さから、多くのブロガーが発毛するかのような「嘘」「デタラメ」を書きまくり、ブブカもチャップアップもバカ売れです。今では天真堂の戦略を真似するミリオナ化粧品(プランテルとMSTT1など製造)など別の化粧品メーカーも登場して、収集がつかなくなっています。
企業ですから利益を出さなければいけないのはわかります。でも、そこに良心はないのかと。いくらなんでも全然発毛効果がない育毛剤を1ヶ月分8000円近くで売るのは、薄毛男性の財布と毛根と心を踏みにじりすぎです。
ミノキシジル発毛剤よ、育毛剤と育毛シャンプーを駆逐しろ!
もちろんミノキシジルは万能ではありません。生え際には弱いし。でも育毛剤や育毛シャンプーのように、全く発毛効果がないものに比べたら雲泥の差です。
2018年に突如として訪れたミノキシジルブームによって、どうか世の中から科学的な根拠が一切ない育毛剤や育毛シャンプーが駆逐されることを祈っています。
なおミノキシジルブームのきっかけが、スカルプDを出していたアンファーのメディカルミノキ5ってところが皮肉なんですが…。
チャップアップ vs リグロEX5【比較】
日本で一番売れている育毛剤「チャップアップ」と世界中で支持されている発毛成分ミノキシジル5%を配合した「リグロEX5」。
どちらが発毛効果があるでしょうか?
チャップアップに発毛効果は一切ない
チャップアップの公式サイトや、チャップアップをおすすめしまくっているサイトを見ると「チャップアップって髪の毛が生えそう」って思っちゃいがちですよね。それ、誤解です。
チャップアップには一切発毛効果が認められていません。国が認可した発毛成分は含まれておらず、せいぜい「もしかしたら髪の毛が伸びる速度が速くなるかも」程度の、ゴミみたいな成分しか入っていません。
実際チャップアップで発毛した人なんてこの世に1人もいないんじゃないですか?チャップアップが売れているのは広告宣伝費をばらまいていて、サイトやブログの運営者がチャップアップを盲目的に推奨しているからです。発毛効果なんて無いんです。
リグロEX5は発毛効果がある
リグロEX5には日本の厚生労働省、アメリカのFDAをはじめとした各国の医療系政府機関が「もりもり髪の毛が生える」と公式に認定しているミノキシジルが入っています。この時点でもうチャップアップなんかと比較する意味なんてないんですよね。格が違う。
ミノキシジルは日本国内で厚生労働省が発毛効果を認可した3つの成分のうちの1つ。1999年に「リアップ」という名前で発売されてから長年支持されてきました。当時は安全性を最優先してミノキシジルの濃度が1%と低かったのですが、現在は日本国内でもミノキシジル5%が認可されています。
そのスーパー発毛成分ミノキシジル5%を配合しているのがロート製薬から発売されているリグロEX5です。もうチャップアップなんかとは比べ物にならないわけですよ。比較するのが申し訳ないぐらい。リグロEX5のイメージキャラクターはサッカーの本田圭佑さんですが、チャップアップをサッカー選手に例えるならそのへんの町内会チームのオッサンみたいなもん。下手。使い物にならない。口だけ。
結論
リグロEX5一択。
チャップアップ?もし使ってるんならゴミ箱に捨てましょう。
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本田圭佑CMで話題のリグロって?世界中で使われている最高の発毛剤!
サッカーの本田圭佑選手がCMを務めるリグロが発売されて話題になっています。リグロの正式名称はリグロEX5で、髪の毛を生やす「発毛剤」という商品です。
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このリグロについて発毛剤や育毛剤初心者でもわかりやすいようにどんなものか解説してみましょう。
リグロはミノキシジルという成分
実はリグロという発毛剤は、そんなに画期的なものではありません。なぜなら日本ではすでに全く同じ成分の発毛剤が多数発売されているからです。
リグロの中に入っているいくつかの成分のうち、髪の毛を生やす効果があるのはミノキシジル5%のみ。このミノキシジル5%が配合された発毛剤はすでにこれだけ出ています。
- リアップX5 ← 相棒主演の水谷豊CM
- リアップX5プラスローション
- メディカルミノキ5
- ミノアップ
- ミノゲイン
- リグロ ← 本田CM
リアップX5のCMはこちら。相棒の主演で有名な水谷豊さんです。
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リグロは何が凄い?買うべき?
リグロはすでに発売されている同成分の発毛剤と、薄毛を治す効果は全く同じです。リアップX5を使っても、リグロを使っても、発毛効果に変わりはありません。ぶっちゃけたところ新規性は全く無いんです。本田選手のCMで画期的な商品が出た!と感じる人もいるかもしれませんが、それはちょっと買いかぶり過ぎです。
育毛剤を使っているならリグロに買い換えるべき
新規性はありませんが、リグロ自体は素晴らしい発毛効果を持っています。特に日本で人気のある「効果がないくせにめちゃくちゃ高い育毛剤」と比べると、月とスッポン、雲泥の差レベルで発毛効果を持っています。
発毛剤と育毛剤の違いって意外と知られてないので解説しておきましょう。
- 発毛剤…厚生労働省が発毛効果があると認定したもの
- 育毛剤…発毛効果はないがメーカーが勝手に「髪の毛にいいよー」と主張しているだけのもの
リグロは発毛剤です。日本の厚生労働省だけでなく、アメリカのFDAなど世界中の政府機関が発毛効果を認定しているスーパー成分ミノキシジルが入っている発毛剤です。まあようするに、効きます。
チャップアップ、フィンジア、ブブカ、アデノゲン、ポリピュアEX、イクオス、プランテルEX、ランブットという「髪の毛を新しく生やす成分が1つも入っていない育毛剤」に比べちゃうと発毛効果は次元が違います。もしこれらの育毛剤を使っていたらさっさと捨てて、リグロに乗り換えましょう。
リグロの使い方
1日2回、頭皮に塗るだけです。
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夜はシャンプーした後、若干頭皮が湿っている状態で使うとさらに有効成分ミノキシジルが浸透しやすくなり、リグロの発毛効果が増します。
チャップアップの100倍は発毛するリグロで自分の壁をぶち破ろう!
本田CMに心を動かされたあなた。リグロEX5なら数カ月で発毛を実感できます。始めるならなるべく早い方がよし。今すぐドラッグストアーに走るか、アマゾンで購入してリグロ生活を始めよう!
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ミノゲインが最安値!ミノキシジル5%の価格比較(2018年11月現在)
2018年11月22日現在、ミノキシジル5%外用薬は6種類販売されています。
全て1本1ヶ月分なので価格を比較してみましょう。
商品名 | 価格(税込み) |
---|---|
ミノゲイン | 5378円 |
ミノファイブ | 5378円 |
リアップX5 | 6458円 |
リグロEX5 | 7560円 |
リアップX5プラスローション | 7611円 |
ミノアップ | 7611円 |
メディカルミノキ5 | 7800円 |
※安い順に並んでいます。
ミノゲインとミノファイブの安さは衝撃的
常々このブログではミノキシジル5%外用薬は4000円台だったらバカ売れするだろうと主張してきましたが、それに迫る5378円という価格でミノゲインとミノファイブが発売されました。
次に安いリアップX5とは1000円近くの差です。なおリアップX5はもう店頭では売られていなくて、一部のネットショップのみでの取り扱いです。事実上店舗で購入可能なもので次に安いリグロEX5と比べると、2000円以上安い!1年間だと24000円の差です。
声を大にして言いたい。
もうミノキシジル5%外用薬はミノゲインとミノファイブ一択じゃないですか?
リアップ発売元の大正製薬や、リグロEX5を新発売したロート製薬が狼狽(ろうばい)している気がします。そのぐらいミノゲイン・ミノファイブは安い。驚きました。
ミノゲインはドラッグストアの「サンドラッグ」、ミノファイブはイオン系列のドラッグストアー「ハピコム」でのみ取り扱い可能ではありますが、ミノゲインはサンドラッグのネット通販でも送料無料で購入可能なので幅広い人がミノゲインを購入できるでしょう。
ミノキシジル5%は毎月1本買わないといけないものだから、少しでも安いものを買った方が続けやすいです。無理なく続けるためにも、安価なミノゲインかミノファイブを選ぶといいんじゃないでしょうか!
ミノゲイン発売!ミノキシジル最安値5378円でサンドラッグ限定発売
国内大手ドラッグストアのサンドラッグから、ミノキシジル5%外用薬ミノゲインが発売されました。
サンドラッグオリジナル❗️
— サンドラッグ公式 (@sundrugofficial) 2018年11月20日
有効成分ミノキシジル5%配合の発毛剤
【ミノゲイン】が新発売👏
この冬☃️、ぜひ発毛実感を‼️
呼び覚ませ自分👍
お求めは薬剤師のいる店舗、または通販で#発毛 #サンドラッグ #第一類医薬品 #ミノキシジル pic.twitter.com/ZTz2ZqbwRb
ミノゲインの価格はミノキシジル5%最安値
価格はなんと5,378円 (税抜4,980円)!安い!
国内ミノキシジル最安値をミノゲインが大幅に更新しました。
やってくれましたねサンドラッグ。
リアップX5、リグロEX5、ミノアップ、メディカルミノキ5よりも1000円以上安いのはインパクト大です。
ミノキシジル5%外用薬、1ヶ月分の価格比較
ミノゲイン:5378円 ← 最安値
リアップX5プラスローション:7611円
リアップX5:6458円
リグロEX5:7560円
ミノアップ:7612円
ミノゲインはどこで買える?
サンドラッグの他、Drug Topsの第一類医薬品取り扱い店舗でミノゲインは購入可能です。全国に展開しているので多くの人がミノゲインを店舗で気軽に購入できるでしょう。
ただし富山県、石川県、福井県、岡山県、高知県、愛媛県、徳島県、香川県、沖縄県には残念ながらサンドラッグは進出していないのでミノゲインを店舗で購入することはできません。
ネット通販はサンドラッグのサイトのみ
ミノゲインはアマゾンや楽天などでは購入できず、サンドラッグのサイトでのみネット購入可能です。3000円以上だと送料無料なのが嬉しいですね。
商品詳細 [【第1類医薬品】ミノゲイン 60ml] | サンドラッグe-shop本店
ミノゲインの製造元は株式会社廣昌堂
戦後まもない昭和22年に創業された老舗の医薬品メーカー「廣昌堂」がミノゲインを製造しています。
設立:昭和22年3月25日
資本金:3,200万円
従業員数:36名(嘱託・パート社員含む)
本社工場:富山県射水市水戸田2841
会社案内|株式会社廣昌堂
ミノキシジル外用薬の製造元の中では最も規模が小さいメーカーです。そこが懸念材料になるかもしれません。ミノキシジル外用薬は品質を安定させるのが難しいですからね。
ちなみに公式な製造販売業者は「ノーエチ薬品」ということになっていますが、実際の製造元は廣昌堂です。この2社グループ企業というか、ほとんど同じ会社のようなものです。ミノゲインの製造許可は廣昌堂が取得しています。
ミノゲインの登場でついにミノキシジル外用薬の価格競争が始まった
ミノキシジルを最初に発売したリアップの価格がそれなりに高いのはしょうがないです。でもリアップの特許が切れて後からゾロゾロと発売されたジェネリックのミノキシジル外用薬がリアップと同じってのは、正直ありえないなあと感じていました。
メディカルミノキ5にいたってはリアップより高いですからね。ネットでも「バカにしている」と怒りの声がよく見られました。
そんな中でミノゲインの5,378円という価格はインパクト大。本家リアップX5はともかく、ロート製薬のリグロEX5やメディカルミノキ5は厳しい状況に追い込まれたかもしれません。
というわけで、特許が切れたミノキシジルを巡る販売戦争はついに本格化してきました。すでに発売されているミノキシジル5%外用薬の値下げを期待したいところです!
ゲンチアナでミノキシジルの発毛効果が増す!とアンファーが主張
アンファー、メンズヘルスクリニック、岩手医科大学という、いつもの面々がミノキシジル系の発毛効果を増す可能性がある成分を発見したと主張しています。
日本薬物動態学会・MDO国際合同学会において「Development of methods to enhance the effects of minoxidil through the increase in expression and activities of minoxidil-activating sulfotransferases in human keratinocytes」という名前で発表された内容をかいまんで要約してみます。
要約:
ゲンチアナ末がミノキシジルの発毛効果を増す可能性がある
いやー、また怪しげな理論を発表してきましたね。
ゲンチアナは胃腸薬によく含まれている成分
ゲンチアナ末ってのはゲンチアナの粉末のこと。ゲンチアナはリンドウ科の多年草で、根は胃腸薬・健胃薬によく入っている。
ゲンチアナが入っている胃腸薬:
・グロスキュー胃腸薬
・ソルマック
・ステイブ胃腸薬
・新クリエフ胃腸薬錠
などなど。どれも苦い胃腸薬ですが、ゲンチアナ由来の苦さです。
このゲンチアナがミノキシジルの発毛効果を増す可能性があるそうで、そのうちアンファーご自慢の育毛シャンプー「スカルプD」にも配合するつもりなんでしょうか。
ちなみにゲンチアナエキスが入っている育毛剤はチラホラあります。薬用オメガプロとか。効かないけど。
アンファーが提携医療機関とやっている怪しげな戦略
アンファーの戦略として、関連クリニックのヘアメディカルグループ(メンズヘルスクリニックなど)と、大学病院(岩手医科大学、日本医科大学あたり)で「発毛に効くっぽい研究効果を発表」して、それをシャンプーなどにフィードバックしていくスタイルがお好きのようです。
特にメディカルミノキ5を2018年8月に発表した後は、何かにつけてミノキシジルの発毛効果をアピールする論文・発表をリリースしまくってますね。例えばこれとか。
私はアンファー発の研究結果は正直眉唾ものだと考えています。薄毛の人たちは安易に飛びつかないほうが賢明です。ちゃんとした臨床実験で劇的に発毛効果があればともかく、アンファー系の発毛理論って全部「もしかしたら生えるかも」程度なんですよ。
今回発表されたゲンチアナもそのレベル。
飛びついちゃダメ。
【速報】ミノアップ(ミノキシジル5%)が2018年11月21日に発売
第4のミノキシジル発毛剤が登場しました。
ジェネリック大手の東和薬品から「ミノアップ」という名前で2018年11月21日に発売が決定。
製造はリョートーファイン株式会社(2016年に遼東化学工業株式会社から社名変更)です。
初年度は6000本程度の売上を見込んでいるとのこと。
今年8月に国内2番目のミノキシジル発毛剤であるメディカルミノキ5が発売されてから、矢継ぎ早に登場しましたね。
価格は7,048円(税抜)と、他のミノキシジル5%発毛剤とほぼ同じ。
うーん。
雨後の筍のようにミノキシジル5%発毛剤が出てくるわけですが、どれもこれも似たりよったり…。
500円でいいから他より安く売ってくれれば、こちらとしても応援のしがいがあるんですが、なんでどれも同じような価格になってしまうのか。