その育毛剤、効かないよ?

育毛剤・AGA・自毛植毛・毛髪再生医療・薄毛について辛口でぶった切るブログです

毛髪再生医療がついに実用化寸前!?

心臓や肝臓よりも先に毛髪再生医療が実用化しそうな気配

iPS細胞などに代表される再生医療が注目を集めていますが、なんとその再生医療の先頭を走るのが「薄毛治療」。

なぜ薄毛が再生医療の先頭を走っているんでしょうか?
心臓・肝臓など人間にとってもっと重要な臓器を最優先で研究したほうがいいんじゃないでしょうか?

その訳は作るための「難易度」と「リスク」にあります。

心臓等に比べると髪の毛を作り出す毛包細胞は、もし失敗しても人体に与えるリスクが低いですよね。
だって心臓を再生医療で作り出して移植したはいいけれど、もし途中で不具合を起こしたら致命的なことになるじゃないですか。
だから慎重に実験・研究を進めないといけない。

それに対して薄毛を治す発毛再生医療はもし失敗しても死ぬことは無いです。

ってことでリスクが低い。さらに心臓などの臓器よりも単純な作りになっているのではるかに簡単に作れそう!という事もあって、もう少しで実用化が見込めそうな気配になっているんです。

2020年頃には一般の人も毛髪再生医療が受けられるという空気になってきました。ただ、費用は超高額になりそうですが今から貯金して数年後の実用化に向けて準備しておくのもいいかもしれませんね。自毛移植のように薄毛が進行しすぎて移植すらも無理になってしまった重度のAGAの人でも、毛包細胞培養技術のおかげでいくらでも毛を作り出せるそうです。

発毛再生医療には超期待。
もうプロペシアなんか必要なくなるのかもしれません。
お金があればの話ですが…。

国内では資生堂と京セラが火花を散らす

毛髪再生医療を研究している資生堂陣営と京セラ陣営が火花を散らしています。先に実用化すれば株式市場へのインパクトも強そう。現に京セラは研究進捗状況を発表したところ株価が3日連続で上昇したそうです。

京セラが3連騰、理研らと毛髪再生医療の共同研究 | 個別株 - 株探ニュース

12日、京セラ <6971> が理化学研究所、オーガンテクノロジーズと脱毛症治療に向けた再生医療技術分野で共同研究を始めると発表したことが買い材料視された。

共同研究では、毛包器官を再生して脱毛症を治療する技術や製品の開発を行う。同社は長年培ってきた微細加工技術や生産技術を応用し、細胞加工機器を開発する。2020年の実用化を目指す。

発表を受けて、毛管再生医療の実用化による新たな事業基盤の確立に期待する買いが向かった

どちらが先に実用化できるのか。仁義無き戦いが繰り広げられています。

調べたところ資生堂も毛髪再生医療のニュースで株価が上がったことがあるらしいです。

http://kabukei.jp/posts/142215
資生堂<4911.T>が反発。この日、午前8時30分にカナダのバイオベンチャー企業RepliCel Life Sciences社(レプリセル社)の「毛髪再生医療技術(RCH―01)」導入に関し、人口21億人を擁する日本を含むアジア全域を対象とした技術提携契約について基本合意したことを発表した。資生堂はレプリセル社に対して契約金として4億円を支払うことになる。今後、レプリセル社の毛髪再生医療技術と資生堂の技術を組み合わせ、専門医とも連携することで、脱毛症や薄毛に悩む人に美容と医療を融合した安全で有効な毛髪再生医療の事業化を5年をめどに目指す方針。

資生堂の株価は9時24分現在1522円(△64円)

この記事中のレプリセルは資生堂に実際に毛髪再生医療の技術を提供しているカナダのベンチャー企業なんですが、こちらも急激に株価が上昇中です。
jp.advfn.com

伸びに伸びまくって結局頓挫したアデランスの「ジガミ Jigami」

資生堂の毛髪再生医療は当初2018年の実用化を目処にしていましたが、2017年現在は2020年あたりに延びてしまっています。
大抵この手の技術の実用化・量産化は延びに延びまくるもの。

最悪の場合はアデランスの毛髪再生医療「ジガミ Jigami」のように頓挫してしまう可能性も無くは無いです。

アデランスはアメリカのボズレー・メディカル・インスティチュートを77億円で買収して毛髪再生医療に古くから取り組んできました。
2014年ごろに実用化の予定というニュースが盛んに流れていまいたが、2012年頃を境に途端に報道やプレスリリースが無くなり、ついに毛髪再生医療からの撤退してしまいました。

技術の実用化の目処が立たなかったか資金が枯渇したのか内情はわかりませんが、アデランス的には増毛市場がプロペシアや自毛植毛に侵食される中で、毛髪再生医療を企業の次の収益源としたかったことは想像に難くありません。
今後業界内でのアデランスの立ち位置は非常に厳しいものへと追い込まれていくでしょう。

実際の実用化はいつ頃になるのか

資生堂、京セラ陣営ともに2020年を目標に研究開発を続けていますが、そう上手く行くとは思えません。
個人的にはおそらく2020年代の中頃にまでずれ込むと予想しています。

毛髪再生医療に過度な期待を抱くのは避けて、今のところはプロペシアや湘南美容外科クリニック!のような自毛植毛クリニックで薄毛を乗り切るしか無いでしょう。

今後も当ブログでは毛髪再生医療に関して重大なニュースがあったらどんどんと届けていこうと思います。

こちらの記事も参考にしてください。
aga-aga.hatenablog.jp

1年でも早く実用化されると嬉しいですね!

父親の薄毛は子供に遺伝する?AGA遺伝子検査のCAGリピートを見よう!

薄毛・ハゲは親子で遺伝するのか。父親が薄毛だと必ず子供も薄毛になるのか。
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「父親が薄毛だと子供も薄毛になる」「お爺ちゃんが薄毛だと孫が薄毛になる」

色々な説がありますが、薄毛の遺伝については「定説が無い」といった状態です。

これが何を意味するかというと、親や祖父の薄毛と子供の薄毛は直接的にはほとんど因果関係が無いということです。

薄毛遺伝のポイント父親が薄毛でも子供が薄毛になるかどうかはAGA遺伝子検査を受けないとわからない

AGA遺伝子検査

CAGリピートが大事

親が薄毛かどうかという表面的な情報よりも、AGA遺伝子検査で得られるCAGリピートという値の方が遥かに信憑性の高い情報です。

AGA遺伝子検査とは、薄毛の原因となる男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)を体内に取り込みやすい体質かどうかを遺伝子的に検査するものです。

男性ホルモンの一種であるこのDHTは髪の毛にとっては天敵です。しかしDHTが存在するからといって、確実に薄毛になりやすいかと言えばそうではありません。学術的にはアンドロゲンレセプター受容体の感受性が高い人ほどAGA・薄毛になりやすい、と表現します。

以下の図のように、アンドロゲンレセプターの感受性が強い人は、AGAの天敵の悪玉ホルモンDHTをどんどんと体内で受け入れてしまいます。その結果髪の毛に悪影響を及ぼし(具体的には発毛のサイクルを狂わせ)、徐々に薄毛を発症します。逆に感受性が弱い人は体内にDHTがたくさんあってもその存在を無視できるので薄毛になり辛いのです。
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アンドロゲンレセプターの感受性をはかる指標はいくつかありますが、その中でも「CAGリピート」は特に重要な数値で、この値が低い人ほどDHTによる悪影響をダイレクトに受けやすくなり、結果としてAGAを発症しやすくなります。

薄毛遺伝のポイントCAGリピート数が24を下回るとAGAになりやすい

CAGリピートは母親から強く遺伝する説

CAGリピートの値が親子間でどのように遺伝するのかどうかはまだよくわかっていませんが、近年濃厚になりつつあるのが、父親よりもむしろ母親の方から強く遺伝するという説です。アンドロゲンレセプターはX染色体の影響下にあり、このX染色体は母親から強く影響を受けて遺伝しやすいからです。

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とりあえずAGA遺伝子検査を受けてみよう

とはいえ薄毛になりやすいタイプの遺伝子が母親から遺伝しやすいというのはあくまで仮説であり、科学的に立証されたわけではありません。少なくとも言える事は、本人がAGA遺伝子検査をすればアンドロゲンレセプター受容体の遺伝子についてはきちんと数値として確認できるということです。この検査は普通の皮膚科等では行っておらず、一部のAGAに強いクリニックのみで実施しています。

どこの病院でも20000円ほどと費用はそれなりにかかってしまいますが、父親の薄毛を見て戦々恐々するよりは自己投資だと思って検査する方が精神安定上いいのかもしれませんね。

AGA遺伝子検査に関するさらに詳しい情報はこちらも参考にしてください。
aga-aga.hatenablog.jp

「リアップは唯一発毛効果が認められている」に覚える違和感

最近積極的にテレビCMを展開しているリアップ。

その中で気になる文言がありました。

「リアップは唯一発毛効果が認められている」

製品のwebサイトにもこのように書かれています。

http://www.taisho.co.jp/riup/riupx5/product_x5/
リアップX5は、「壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防」の効果が認められています。つまり、既に始まってしまった脱毛に対して、その進行を食い止めて現状を維持するだけでなく、発毛の効果もあります。リアップシリーズは、日本で唯一発毛効果が認められた製品です。

リアップの有効成分「ミノキシジル」は世界で初めて発毛効果が認められた医薬品であることは事実です。日本では1999年より販売が解禁され、科学的に発毛効果が立証されていない有象無象の育毛剤に対して大きなアドバンテージを誇りました。

しかし2005年に厚生労働省に認可されたプロペシア(有効成分フィナステリド)の登場により、「唯一発毛効果が認められている」という冠は外す事になったはずです。プロペシアも同様に発毛効果が認められているからです。

リアップ(ミノキシジル)とプロペシア(フィナステリド)が発毛に作用するメカニズムは全く違うものですが、どちらも正式にアメリカのFDAや日本の厚生労働省に認可されています。

どちらを選択するべき?どちらも併用していいの?

体内の男性ホルモンの一種であるDHTによって引き起こされるAGAの薄毛。プロペシアはこのDHTの働きを抑制することでAGAの根本原因を取り除こうとしますが、リアップ(ミノキシジル)は血管を拡張し血流を増やす事で(副作用的に)発毛が促進されます。

この全く違う二つのメカニズムを持つ両者ですから、どちらを併用しても構いません。一般的にリアップは比較的即効性があり、プロペシアは効果が現れるのが遅い傾向にあります。

それでは、費用面でどちらか一つしか選択できない場合はどちらを選ぶべきでしょうか?

人のAGAの具合には個人差がありますので一概にどちらかが適していると言い辛い側面があるのですが、どうしても一つ選ぶならばプロペシアになるでしょうか。リアップの有効成分ミノキシジルは確かに強力な発毛作用を持っていますが、しかし日本で認可されているのは頭皮に塗るタイプだけであり、体内への浸透力が極めて弱いと言わざるをえません。プロペシアのような内服薬と比べて、皮膚に塗るだけでは体内に有効成分がなかなか取り込まれないのです。

これはある意味仕方のないことで、皮膚についたものをどんどんと体内に取り込んでしまえば、人間にとって有害な物質も同じように体内に入ってきてしまいます。それを防ぐ為のメカニズムがリアップ(ミノキシジル)に対しては逆効果となってしまっているわけです。

リアップもプロペシアも良いところはある、しかし「唯一発毛効果が認められている」には違和感を覚える、という記事でした。

ランブットを使うぐらいなら、厚生労働省が発毛を認可しているリアップX5(成分ミノキシジル)にしましょう。

仙台のAGAクリニックまとめ

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東北一の人口104万人を誇る、杜の都・仙台。
仙台でAGA治療を受けるクリニックに迷っているなら、こちらの2つのAGAクリニックが有望です。

特に湘南美容外科クリニックはお勧め。

2017年7月現在初回1800円と超格安でAGA治療薬(プロペシアなどフィナステリド錠、ザガーロカプセル、ミノキシジルなど)を処方してくれて、さらに発毛成長因子を頭皮に直接注入する「スマートメソプレミアム」、そして薄毛治療の最終兵器自毛植毛においてはFUEとFUTという2大手法のいずれも取り扱っている、総合AGA治療クリニックの代表格です。

全国にたくさんある湘南美容外科クリニックグループの中でも、ロボット式のFUE自毛植毛をてがけているのは仙台、東京、大阪、福岡のみですしね。

とりあえず薄毛で困ったらここに駆け込んでおけば間違いないって感じの薄毛の総合デパートです。
湘南美容外科については下の方でまた詳しく解説します。

仙台AGA治療の概況

この記事では仙台でAGA(男性型脱毛症)治療をおこなっている病院を紹介します。他の政令都市と同様に、仙台でも二つの全国大手AGAクリニックが競い合って激しい価格競争を繰り広げています。一つは湘南美容外科クリニック、もうひとつはAGAスキンクリニックです。

この二つのクリニックは2014年頃からお互いを意識し合うようにプロペシアの初回処方価格を下げ続け、2017年2月現在では税込み4200円となっています。この両クリニックの次に安いプロペシア価格を打ち出している病院が7000円台後半ということを考えると、ずば抜けて安いと言えるでしょう。

湘南美容外科クリニック(旧ルネッサンスクリニック)

仙台でのAGA治療をリードするのは湘南美容外科クリニックです。初回のプロペシア処方価格は4200円、診察料やその他の費用は一切かかりません。ライバルのAGAスキンクリニックはプロペシア価格こそ同じですが、診察料や血液検査代金がかかることを考えると、実質的な最安価格はこちらの湘南美容外科となるでしょう。

以前はルネッサンスクリニック仙台院として仙台駅の西口エリアに開院していましたが、2015年5月からは湘南美容外科に統合されて現在は東口に立地しています。

湘南美容外科(旧ルネッサンス)・仙台院の強みは「安価なプロペシア処方」に加えて「ARTAS自毛植毛」が上げられるでしょう。FUE法、FUT法など他のクリニックで主流となっている自毛植毛法に比べて傷跡が残りにくく、手術後にすぐ通常の社会生活をおくることができるARTASは湘南美容外科クリニックの売りの一つとなっており、仙台院では一日一人の施術のために早めの予約が必要となっている人気のコースです。

湘南美容外科であれば、軽度〜中度のAGAの方はプロペシアによる治療で薄毛の進行を止めて改善を、重度のAGAの方はプロペシアで最低限の現状維持に加えて、ARTAS(アルタス)のFUE自毛移植で劇的な薄毛改善をはかることができます。

FUE自毛植毛は従来の定番だったFUT法自毛植毛に比べると傷が目立ちにくく、近年は主流になりつつあります。その中でもARTASはドナー(毛根ごと含まれた髪の毛)採取を全自動化した最新型ロボットなので、何と言ってもドナーロスが少ないことに定評があります。手動でドナーを取得すると、どうしても取得ミスが生じてせっかくのドナーが破損して使えなくなってしまいますので、極力ロボット式のFUEの方がいいのですが、日本で導入しているのはこの湘南美容外科グループのみに留まっているのが現状。仙台で自毛植毛するなら湘南美容外科仙台院一択でしょう。

また、発毛因子を頭皮に直接レーザーで注入するスマートメソも人気です。プロペシアだけでは効果が感じられないが、自毛植毛まではしたくないという中間層はスマートメソが最適でしょう。

仙台駅東口より徒歩数分と立地も抜群。湘南美容外科は仙台でのAGA治療においては他を寄せ付けない圧倒的存在感を放っています。

ルネッサンス_悩み系

AGAスキンクリニック・仙台院

仙台のみならず北は北海道、南は九州まで湘南美容外科クリニックグループと激しい競争を繰り広げているのがこの「AGAスキンクリニック」。2015年に入ってからはタレントの篠崎愛さんを起用したCMも開始するなど積極的な広告展開を見せている異色の薄毛治療病院は、ここ仙台にもクリニックを構えています。

仙台駅よりは徒歩5~7分(仙台駅の西側エリアに立地)、最寄り駅はJR仙石戦のあおば通駅で徒歩2分です。湘南美容外科クリニックとほぼ同レベルの良好立地と言えます。

初回のプロペシア処方価格は湘南美容外科と同じ4200円。ただし、もしプロペシアのみでのAGA治療を考えている場合はAGAスキンクリニックよりも湘南美容外科クリニックの方をお勧めしたいと思います。なぜならAGAスキンクリニックは初診料が5000円かかってしまい、また2015年8月まではキャンペーンで無料となっていますが通常時は血液検査代金が20,000円もかかってしまうのです。

いくら初回のプロペシア処方料が安くても、これだけの初期費用がかかってしまうと結局は帳消しになってしまい意味がありません。もしプロペシアだけの治療を考えている方は湘南美容外科クリニックが無難です。

マドレクリニック

同じく仙台駅付近でプロペシアを処方しているのがマドレクリニックです。仙台駅西口エリアのエキニア青葉通りビルの3階、最寄り駅はJRあおば通駅です。ちなみに同じビルの6階に湘南美容外科クリニック仙台院があります。

心療内科・精神科・美容内科など多種多様なニーズに応えるクリニックです。AGA治療以外にもED、ニンニク注射、まつ毛育毛剤グラッシュビスタ、ボトックス、ピル、禁煙外来、ワクチン・予防注射など治療内容は多岐にわたります。

初診料は4000円、再診料は原則無料、他に処方料がプロペシア処方が84錠未満の場合は600円かかります。

プロペシアの詳細な価格はこちら

  • プロペシア28錠 7,900円(1錠あたり282円) + 処方料600円
  • プロペシア90錠 25,000円(1錠あたり277円)
  • プロペシア140錠 37,500円(1錠あたり267円)
  • プロペシア180錠 48,000円(1錠あたり266円)

プロペシアのジェネリックであるフィナステリド錠・ファイザーの価格表はこちら

  • フィナステリド28錠 6,300円(1錠あたり225円) + 処方料600円
  • フィナステリド90錠 20,000円(1錠あたり222円)
  • フィナステリド140錠 30,500円(1錠あたり217円)
  • フィナステリド180錠 38,000円(1錠あたり211円)

プロペシア代はそれなりに安いのですが、初診料4000円と処方料600円がかかるのでトータルコストは少し高くなってしまう印象です。その代わりに2015年5月より解禁されたプロペシアのジェネリックであるファイザー・フィナステリド錠を1錠あたり50円ほどプロペシアより安く処方しています。

他に塩化カルプロニウム5%配合のアロビックス(30ml)を1,500円で処方。

クリスタルメンズクリニック仙台院

次に紹介するのはクリスタルメンズクリニックの仙台院です。秋田にもある男性特有の悩みを解決するクリニックです。仙台駅東口より徒歩2分、駿台予備校の向いのファインホームビル3階にあります。

このクリニックの特徴は何といっても徹底的にプライバシーを守ってくれる姿勢です。本当に素晴らしい。

まず、患者さんはもちろんのこと、診察医・スタッフにいたるまで全て男性のみで構成されています。待合室で女性の目が気になる事はありません。これはメンズクリニックならではのメリットと言えます。

さらに診察はもちろん個室で行うのですが、診察前の問診票の記入や、診察後の薬の処方、そして会計に至るまで全てその個室内で行うようになっています。

ちょっと体の調子が悪いから内科や消化器内科で診察を受ける、といった場合は別に他の患者さんからの目は気になりませんよね。でもAGAやEDのように男性のコンプレックスに関わる場合となると話は別です。受付で「今日はどうされました?」「(小声で)えっと…AGAの診察に…」「AGA?それ何でしたっけ?」「…あの髪の毛の…」「ああ、薄毛の!失礼しました、ではこちらの問診票にご記入を〜」なんて会話で恥ずかしい想いをした人いるのではないでしょうか。

完全個室で問診・診察・薬の処方・会計まで済ませるクリスタルメンズクリニック仙台院はならば、そのような気恥ずかしい心配は無用です。さらに受付から帰るまで他の患者となるべく顔を合わせないような仕組みも整っています。まさに完璧。お互い男性同士ですし、同じ悩みを抱えている者同士ですから、顔を合わせたってさほど恥ずかしいとは感じないし、そこまで徹底しなくてもいいんじゃないの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、人口100万を抱える地方中核都市の仙台とはいえ、東京大阪などの大都市と比べると知り合いとばったり出くわす恐れは格段に高いでしょう。もし普通の皮膚科にプロペシアをもらいに行って、ばったり知り合いと出くわしちゃっても「最近腫れものができちゃってさー」と言い訳もできますが、AGAやEDなどの専門クリニックの場合はそうはいきません。誰も得しない悲しい遭遇となってしまいます。

診察の流れ

まずは電話かメールで予約をしてください。患者さんのプライバシーを守るために完全予約制となっています。その後、来院したら待合室ではなくすぐに個室に案内され、問診票を記載します。プロペシアの場合は飲み合わせは特に問題にはなりませんが、今飲んでいる他の薬の情報などを漏れなく書きましょう。その後診察に入り、時間にすると5分以内でさくっと終わります。基本的にはプロペシアを処方するためだけの診察ですね。さらにプロペシアは院内処方ですからその個室内で受け取る事ができ、会計も個室で完結します。待合室で他の患者さんと一緒に待つ時間はありません。素晴らしいシステムです。

プロペシア価格と支払い方法について

プロペシア(8%税込み価格 2015年現在)
1ヶ月分(28錠) 9160円
2ヶ月分(56錠) 17490円(1ヶ月あたり 8744円)
3ヶ月分(84錠) 26230円(1ヶ月あたり 8743円)
5ヶ月分(140錠) 42180円(1ヶ月あたり 8435円)
6ヶ月分(168錠) 50600円(1ヶ月あたり 8432円)
12ヶ月分(336錠)99930円(1ヶ月あたり 8326円)

現金の他クレジットカード(VISA・JCB・マスターカード・アメリカンダイナース・アメックス)も利用可能です。

以上クリスタルメンズクリニックの仙台院についての紹介でした。プロペシアの価格はさほど安い部類には入りませんが、徹底したプライバシーの保護が特徴のメンズ専門クリニックです。待合室で気まずい思いをしたくない人には大変お勧めできる、仙台のAGAクリニックです。

仙台AGAクリニックまとめ

以上仙台にあるAGA治療クリニックをまとめてみました。東京に比べてればAGA治療病院は少ないので選択肢は限られますが、湘南美容外科クリニックとAGAスキンクリニックという2大大手がどちらも進出しているので治療環境は悪くないですね。

プロペシアだけでは治療に限界を感じた人でも自毛植毛に強い湘南美容外科クリニックが駅前に鎮座していますので、無料カウンセリングだけでもどうでしょうか。

北九州・小倉のAGA治療病院

100万都市の割に選択肢が少ない

かつては日本を代表する工業都市だった北九州。今でも人口97万人を誇る日本で12番目に人口の多い市です。しかし、同じ福岡県にある県庁所在地であり九州一の商業地・福岡市が近い事もあって、商業的にはかなり水を空けられているのが現状です。

全国展開している大手のAGAクリニックがいずれも福岡市に進出しているのに対し、北九州市には地元のクリニックがあるのみ。そのためプロペシアの処方価格は高止まり、高度なAGA治療を受ける環境は整っていないと言わざるをえません。

この記事では北九州市内のAGA治療病院の紹介と、電車・高速バスを使えば90分以内で行く事のできる福岡市内の大手AGAクリニックについて紹介することにします。

高速バスを使えば天神-小倉間は2000円程度ですので、もし3ヶ月分〜6ヶ月分をまとめて処方してくれる安価な天神・博多地区の病院があればそちらに通った方が結果的に安価に済む場合もあります。

特に後ほど紹介する福岡(天神)にある「湘南美容外科クリニック」は初回4200円、2回目以降6500円での処方で、しかも初診料・診察料共に無料ですので、北九州から足を運ぶ価値はあると言えるでしょう。

本来ですとこのレベルの価格で処方してくれるクリニックが小倉駅付近に一つぐらいあっても良さそうなのですが…。

こちらは北九州・小倉地域と福岡市内(主に天神)との比較をまとめた図です。
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まずは北九州市内の安価なプロペシア処方病院をいくつかリストアップすることにします。

北九州市内のAGAクリニックの紹介

こばやし皮膚科クリニック

http://www.kobayashi-hifuka.com/index.htmlwww.kobayashi-hifuka.com
プロペシア:8000~9000円

アトピー・アレルギー治療、ほくろ除去などに加えて脱毛やレーザーでのしみ治療、ケミカルピーリングなどの保険適用外の治療を行っている、2008年に開院した比較的新しい八幡東区の皮膚科クリニックです。ごしま耳鼻科、たかみクリニック、大嶋歯科と隣接しており、最寄りの駅は2.5km以上離れているので車で行くのが無難でしょう。

プロペシア28錠価格は、初診の場合は9000円、再診だと8000円(税別)となっています。3ヶ月ごとに治療効果を測るために写真撮影をしてくれる良心的なクリニックです。

小倉中央美容形成クリニック

http://www.kokura-aga.com/www.kokura-aga.com
プロペシア+α:30,000円程度

小倉駅より徒歩1分の利便性高い立地の小倉中央美容形成クリニック。基本的に女性向けの美容整形外科といった感じですが、AGA治療の一つの選択肢であるHARG療法も手がけています。

初診の際に血液検査として7000円かかり、またプロペシア単独の処方はおこなっておらず、「オーダーメイド治療薬」としてプロペシア・ミノキシジル内服薬・サプリメントを一ヶ月30,000円程度で処方しています。

村田クリニック

www.murata-cl.com
プロペシア:8,000円(税別)

小倉北区の村田クリニックです。香春口三萩野駅が最寄り駅で徒歩3分程度です。

福嶋美容外科クリニック

美容整形、二重、わきがは福岡、北九州市小倉の福嶋美容外科クリニック
プロペシア:9000円
こちらもハーグ療法を手がけているクリニック。小倉駅より徒歩数分、平和通駅からはさらに近いです。

やはり北九州市のAGA治療環境は整っていないと言わざるをえない

最初に書いたように北九州市・小倉地域は、他の100万都市に比べても安価なプロペシア処方病院が少ない状況が続いています。また高度なAGA治療を行う病院も乏しく、かなりAGAが進んでしまった人にとっては治療する術が無いとも言えるでしょう。

そこで、本当に本気でAGAを治療したいと考える人には、交通費と時間はかかってしまうのですが福岡市(天神・博多)まで治療を受けに行くという選択肢があります。

小倉駅前から出ている高速バスを使うとして往復で2000円弱、時間にすると3時間。
県内とはいえ福岡・天神は遠いです。

しかし福岡市内にはプロペシア一月分が4000円台(初回)という目を疑うような価格で処方している全国大手のAGAクリニックがいくつか進出しています。交通費を払っても北九州市内で治療を受けるよりも安く済む場合があるのです。

もし毎週のように通院しなければならないのならば、さすがにこれは非現実的な話です。時間も費用もかかりすぎてしまいます。でもAGA治療は基本的に一ヶ月感覚での通院です。買い物がてら、リフレッシュがてら、月に一回福岡・天神・博多に行って治療を受けるというのは十分に考慮に値するでしょう。

そこで、ここからは福岡市内、特に天神や博多といった北九州市・小倉からアクセスの良い所にあるAGA治療病院をいくつか紹介したいと思います。

横浜のAGAクリニック選びマニュアル 2015年度版

神奈川県・横浜市。
人口減時代にあって着実に人口を増やし、今では大阪市を抜いて政令指定都市としては日本最大の人口を抱えるこの街が今AGA治療クリニックの大激戦地となっています。

ほんの数年前までは、日本を代表する大都市にも関わらずAGA治療薬「プロペシア」の処方価格は高止まりしており、都内に勤務している人は横浜で薄毛治療を受けるよりも仕事帰りに東京都内の格安クリニックに通う人が多く見られました。

もし一ヶ月分の処方価格が1000円違えば、年間で12000円の差となります。
髪は増やしたいけれども、なるべくお金はかけたくないという人にとって、横浜の処方価格はあまりにも高いままだったのです。

2015年現在は劇的に状況が変わっており、大手のAGAクリニックが次々と格安のプロペシア処方価格を設定することで、7000円台だった最安価格が一気に4000円台にまで下がってきました。
まさにプロペシアの価格破壊とも言える状況です。
(2018年追記)2018年現在は湘南美容外科クリニックがフィナステリドジェネリックを1800円という衝撃的な価格で処方しています。

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先頭を走る湘南美容外科クリニック、追うAGAスキンクリニック

横浜のプロペシア処方価格に価格破壊をもたらしたのは「湘南美容外科クリニック」と「AGAスキンクリニック」です。

全国10都市以上に展開するこの大手AGAクリニックは競うようにして6000円台から5000円台、そしてついに2015年は4000円台とプロペシア処方価格を下げてきました(2015年8月現在4200円)。

これは初回のみの価格であり、2回目以降は価格が上がるとはいえ大変インパクトのある価格と言えるでしょう。
ほんの5年前までは8000円であれば安い方、7000円台は東京都内でも数えるほどしか無かったことを考えると隔世の感があります。

この記事では主にこの2つの大手クリニックの比較をメインに、追随する他の横浜のクリニックを紹介します。
価格比較はもちろんのこと、各クリニックが独自に手がけている様々なAGA治療法についても解説します。
横浜でAGA治療を受ける前にぜひとも読んで頂きたいですね。

そもそも、なぜ普通の皮膚科ではなくAGAに強いクリニックに行くべきか

2005年の12月にプロペシアが解禁されてから、全国で13000箇所もの病院でプロペシアを処方するようになったと言われています。
その多くが薄毛治療やAGA治療を謳ったクリニックではなく、普通の皮膚科です。

それでは何故そういった普通の皮膚科ではなくAGAに強いクリニックの人気が高いのでしょうか。どうせ処方されるプロペシアは同じものなのだから、価格が気にならなければどこでも一緒なのでは?と思う方もいるでしょう。

私が考えるAGAクリニックの強みは以下の3点です。

  • プロペシアだけでは治療が不十分な場合に「次の手」を用意している
  • 豊富な治療実績を元に治療予測がたてられる
  • ミノキシジルやAGA遺伝子検査などのAGA系サービスの充実

順に解説していきます。

プロペシアだけでは治療が不十分な場合に「次の手」を用意している

AGA治療薬として抜群の実績を誇るプロペシア(成分名フィナステリド)ですが、しかしそんなプロペシアでも治療できないケースが残念ながら存在します。

プロペシアの薄毛の治療原理を簡単に説明すると、体内の悪玉男性ホルモン(DHTといいます)の一種が引き起こしてしまう狂った抜け毛サイクルを元に戻してやる事で徐々に毛を増やすのですが、全く毛が生えてこなくなってしまった死んだ毛根に対しては、成す術がないのです。

そこまでAGAが進行してしまった人でも、プロペシアを服用することでそれ以上の進行を防ぐ効果はあります。しかし、改善(生え際の前進)はほぼ望めません。

そのような人に対して普通の皮膚科ではもう打つ手が無いのですが、AGAに強いクリニックであれば「次の手」を提示してくれるのです。具体的にはミノキシジルの内服薬、自毛植毛、発毛促進成分の注射などです。

致命的にAGAが進行してしまった場合でも諦めずに他の手を提示してくれるという点が、一般的な皮膚科との大きな違いと言えるでしょう。

豊富な治療実績を元に治療予測がたてられる

普通の皮膚科では患者の99%以上は薄毛治療とは関係の無い患者さんばかりで、プロペシアの処方を受けているのは一ヶ月で多くて数人、少ない所ではほぼ0人といったところです。

それに対して、AGAに強いクリニックでは毎日のように新規の患者さんが来院し、全国に展開する大手クリニックであれば常時数百人〜数千人ものAGA治療を受けている患者のデータを持っています。

様々な年齢層・薄毛進行具合の患者に対して、どのような治療を施したら、どう改善したのか。そういうデータを無数に積み重ねているのです。
それを元に「今のあなたならプロペシアでも十分に治療効果が望める」とか「プロペシアだけでは維持は可能でも改善はしない」という判断を下せるわけです。普通の皮膚科に対する大きなアドバンテージと言えるでしょう。

ミノキシジルやAGA遺伝子検査などのAGA系サービスの充実

さらに普通の皮膚科には無いAGA特化サービスの充実が上げられます。

ミノキシジルとはプロペシアよりも早く薄毛治療の効果があると国が認めた医薬品で、成分名には馴染みが無くても商品名リアップと聞けば「ああ」と頷く人も多いでしょう。
国内の薬局で販売されているミノキシジル(リアップ)は頭皮に直接塗って使う液体タイプですが、海外ではミノキシジルのタブレットタイプ、つまり内服薬が販売されている国もあります。
頭皮に塗るよりも効果が強いぶん副作用も強いという特性を持っています。このミノキシジルの内服薬を海外より輸入して処方しているAGAクリニックがあるのです。

AGA遺伝子検査とは「薄毛の原因がAGAによるものかどうかを調べるテスト」です。具体的にはCAGリピートとGGCリピートという数値を元に判断するのですが、CAGリピートの値が低いほど体内でDHTという悪玉男性ホルモンの影響を受けやすく、AGAを発症しやすくなります。

逆にCAGリピートの値が高いのに薄毛の場合、その薄毛の原因はAGAでは無いと判断できます。これが何の役に経つかと言うと、プロペシアはあくまでAGAに限定された治療薬であって、薄毛であればどんな薄毛でも治療できるわけでは無いのです。ですから、もしその薄毛がAGAでは無いのにプロペシアを毎日せっせと飲んでも意味が無いのです。そういうことを予め判断するためにAGA遺伝子検査は大変有用です。遺伝子検査は専用の設備が必要なため、一般の皮膚科ではまず行っていません。費用は2万円ほどと高額ですが、有用である事は疑いの余地はありません。横浜では湘南美容外科クリニックとAGAスキンクリニックが遺伝子検査をおこなっています。

このようにAGAに強いクリニックは治療に役立つ様々なメニューを用意しています。一般の皮膚科ではなくAGAに特化したクリニックで治療を受けるメリットは多大なものがあります。(その分費用はかかってしまいますが…悩ましいところです)